こんにちは! ルクとエルサの飼い主です。
突然ですが、みなさんは「メガバクテリア」をご存知でしょうか。
「AGY症」とも呼ばれ、発症するとインコさんを弱らせてしまう恐ろしい真菌です。
もし早い段階で適切な治療を受けることができれば、発症をおさえられる可能性があります。
大切なインコさんを守るメガバクテリア治療の重要性を、今回の記事ではお伝えしたいと思います。
インコを飼うならメガバクテリアの治療は必要
メガバクテリア(AGY症)は、日本ではほとんどのインコさんが感染しているといわれています。
ヒナの頃に親鳥から口移しでごはんを与えてもらうので、そのときに感染することが多いそうです。
多くのかたはインコさんをペットショップなどでお迎えすると思います。
あたらしい家族となるインコさんも、メガバクテリアの菌を持っている可能性が高いことは覚悟しておきたいです。
実際に、わが家のルクとエルサもメガバクテリアを持っていました。
お迎えしたばかりの小さなルクがメガバクテリアを持っていると先生に言われたときは、まだまだ勉強不足だったこともあり、本当にショックを受けました。
でも同時に、この子が元気なインコに育つようにわたしもがんばろうと思いました。
メガバクテリアに関しては、菌を持っていることはしかたがないことなので、飼い主ができる最善の方法をとるしかないとわたしは考えています。
つまり、可能なかぎり早く治療をはじめることです。
ペットショップから引き取ったその足で動物病院に連れていき、その日から治療を開始するのがベストです。
メガバクテリアの治療にはけっこうな費用がかかりますし、症状や治療方針によって差はあると思いますが、週に1度くらいの頻度で病院に連れていかなければなりません。
個体差はありますが、完治するまで数ヶ月かかることも多いようです。
でも、先生の指示どおりに通院してしっかり薬を与えれば、発症はおさえられます。
ルクとエルサも最初の2ヶ月間ほどは毎週の通院と毎日の服薬をがんばっていました。
おかげで2羽とも元気いっぱいに育ち、毎日にぎやかに暮らせています。
陰性でも油断できないメガバクテリア
メガバクテリアに関して注意したいのは、初診の際に陰性でも、2度目の受診で陽性となる場合があり油断はできないことです。
わが家のエルサも、お迎え当日は陰性でしたが翌週には陽性となり、その日から治療を開始しました。
メガバクテリアは感染したまま放置してしまうと、発症してインコさんの命が危険にさらされます。
また、メガバクテリアは再発する可能性があるため治療をおえてからも油断は禁物です。
再発すると最初より治療が長引くこともあると聞きます。
そうなってしまうと、インコさんの体力が奪われて寿命を縮めてしまうことになりかねません。
そうならないために、インコさんを迎える場合は一日でも早く病院へ連れていき、適切な治療を受けることがなにより大事です。
飼い主さんにとっても大変なことかもしれませんが、今後の愛鳥さんの健康のためにメガバクテリアは早めに治療したいですね。
定期的な健康診断がインコを守ることにつながる
定期検診を受けることは、メガバクテリアのみならず、さまざまな病気や菌からインコさんを守ることにつながります。
インコさんは本能的に自分の体調不良をかくそうとするので、飼い主さんが異変に気づいたときにはすでに手遅れになってしまっている場合があります。
そういったことを防ぐためにも、定期的な健康診断はインコさんの健康維持にとても重要といえます。
ルクとエルサは今のところ3〜4ヶ月に一度のペースで定期検診を受けています。
わが家のように複数のインコさんと暮らしている場合は、インコ間の感染を防ぐためにも、やはり定期的に検査を受けるようにしたほうがよいでしょう。
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
わたしはルクを迎えるまでインコと暮らしたことがなく、飼育本を読むまでメガバクテリアという名前さえ聞いたことがありませんでした。
飼育本に書かれていたとおり、お迎えしてすぐ病院で検査をうけたことでルクもエルサも大事にならずに済みました。
以前のわたしのように初めてインコさんを迎える方には、メガバクテリアの問題はとても心配で不安になると思います。
でも、飼い主としてできる限りのことをしたら、あとはインコさんの生命力を信じましょう!
ルクとエルサを見ていると、かよわそうに見えてけっこう強い!と感じることも多いですよ。
わたしもそろそろ、ルクとエルサを定期検診に連れていこうと思います。
一緒にがんばりましょう。
それではまた^^
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