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ケージに戻らないインコが自分から戻るようになる方法

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このところ寒い日が続きますが、ルクエルは毎日にぎやかにしています♪

ところで放鳥中のインコさんが、時間がないときに限ってなかなかケージに戻ってくれないことはありませんか?

私も以前は毎朝のルーティンのように何度もルクとケージ前で格闘していました^^;

インコさんは飼い主や家族のことを本当によく見ているので、飼い主がこれから出かけることを察知してダダをこねるんだろうなと思います。

寂しいよね、お留守番させてごめんね。と思うのですが、時間がなくて焦っている飼い主にとっては困った問題です。

毎回自分からケージに戻ってくれるお利口さんになってくれたら!と願う飼い主さんも少なくないのではないでしょうか。

そこで今回は、私が実践しているインコさんに自分からケージに戻ってもらう方法を紹介します!

 

 

 

まずは楽しい時間を共有することから

インコさんとの暮らしに慣れてくるとありがちなのが、ほったらかし放鳥です。

愛をテーマに生きているインコさんですから、大好きな飼い主さんに構ってもらえないのは心が折れるほど辛いことです。

とくに1羽飼いのインコさんや飼い主さんに一途なインコさんの場合、人と会話をするようにちゃんと目を見て遊んであげることが大切です。

ルクとエルサと暮らしていて気づいたのは、放鳥中の満足度が高ければインコさんはすんなりと自分のケージへ戻るということです。

もしあなたがインコさんがケージに戻らないことで悩んでいるなら、まずは基本にもどって一緒に楽しい時間を共有することから始めてみましょう。

ルクはわたしにべったりなので、ルクとアイコンタクトをとりながら、好きな言葉を話しかけたりお気に入りの歌をうたってあげるととても喜んでくれます。

寒い季節は、あたたかいマグカップに寄りそうのもルクの好きなことなので、あたためた空のマグカップで一緒に暖をとったりもします。

目を細めて「フウ♡」と言いながらリラックスしている姿もかわいいです^^

 

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温暖な気候の時期には水浴びしたがるインコさん、たくさんいますよね。

水浴びするだけでもかなりのエネルギーを消費するようで、あまり余裕のない放鳥時間でも自分からすんなりとケージに戻ってくれることが多いです。

以上はわが家の例ですが、一緒に暮らしているインコさんの好きなことや好きなもの、飼い主が何をすると喜ぶかなどを把握しておくとよいですね。

エルサはどちらかというとインドア派なのと、ルクのことが大好きなので、ルクが先にケージに戻ってごはんを食べている姿を見ると自分からケージに戻ってルクと同じ行動をとります^^

(インコさんは好きな相手や群の仲間と同じ行動をとることで安心します)

 

インコさんの性質や飼い主として知っておくと良い知識については、以前紹介した飼育本が参考になると思います。

もし興味があれば以下の記事の中からどれか一冊読んでみてください。

 

どんなときも目をはなさない

放鳥中、無心に木や紙をかじったり丁寧に羽繕いをしたり、飼い主のことは忘れたかのように過ごしているインコさん。

そんなときでも常に飼い主さんに見ていてほしいのがラブバード^^

何か熱心にしているからちょっと大丈夫かな〜と思って少し離れた場所で用事などしていると、ギャギャギャギャギャーー!!(不満なときの訴え)と叫びながらわたしの肩に飛んできます。

これは、ルクとエルサどちらもです。飼い主が見えなくなる=不安 なのでしょう。

放鳥中はふとしたことが大きな事故につながる危険性もあります。

大切な愛鳥さんですから、お部屋に放している間はいつも目をはなさず見守ってあげましょう。

ちなみに私はルクエルが一人時間を満喫している間、つめ・くちばし・羽などの健康状態をチェックをしたり2羽の写真を撮ったりなどして過ごしています。

 

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ケージの外にエサやお水を置かない

放鳥中、ケージの外にもエサやお水を置いておくことは、インコさんが自発的にケージに戻ることを難しくするかもしれません。

ルクとエルサを見ていると、ケージに戻ってまずすることといえばペレットを食べることです。

ですので放鳥するときは外にエサやお水は置かず、めいっぱい遊んでおなかが空いたら自分からケージに戻ってもらうのがベストな方法だと思います。

放鳥中なにも食べられないのはかわいそうと感じる飼い主さんもいるかもしれませんが、インコさん自身は遊びや探検に夢中なのできっと大丈夫なはずです^^

できればヒナの早い段階からごはんとお水はケージの中にしかないということを理解させ、ケージに戻る理由をきちんと作ってあげたほうがよいとルクエルの飼い主は思います。

ケージの中はごはんが食べられてお水が飲めて羽を休めることができる=安心して過ごせる居場所、という認識をインコさんに持ってもらえれば、ケージの中が一番落ち着くと自然に感じるようになり、戻るのを嫌がることはなくなるのではないでしょうか。

ルクとエルサはそんなふうに見受けられます^^

私たち人間が家に帰るとホッと安心して心と体がリラックスするように、インコさんにもそういう場所はやっぱり必要ですよね♪

ちなみにルクとエルサはケージに戻りたくなると、下の写真のように自分のケージにはりついて、こちらの方を見ながら「もうお部屋に帰りたいよ」と伝えてきます。

 

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最終手段は大好きなおやつ

たっぷり遊んでおなかも空いているはずなのに、なかなかケージに戻ろうとしないインコさん。

名前を呼んで指に止まってケージの扉に近づけるとまた飛んでいっての繰り返し……!

ありますあります^^;

そんなとき、私は最終手段としておやつのシードを少量あげることにしています。

ルクもエルサもシードが大好きです。

シードの美味しさは格別らしく、2羽がこのシード作戦に引っかからなかったことは一度もありません。笑

この作戦を成功させる秘訣はひとつだけです!

おやつを頻繁に与えないこと。

まず、おやつを毎日のように食べさせているとインコさんの健康によくありませんし、シードを食べればそのぶんペレットが食べられなくなりますので栄養が偏ってしまいます。

そして毎日のようにおやつを食べさせていると、いざというときに最終手段が使えず飼い主さんが大変困ることになります。

ですので普段から、おやつは「特別な食べもの」であることを理解してもらいましょう!

そしてこの作戦はあくまで最終手段ですので、毎回使うことはおすすめしません。

健康上の理由はもちろんですが、インコさんがまだケージに戻りたくない気持ちのままこの手段でケージに戻しても、あとから大きな声でわめいたりストレスを抱えてしまう可能性があります。

満足していない状態のままおやつで釣ってケージに戻すわけですから当然ですね。

シード作戦をつかうのは、たっぷり遊んだのにそれでもまだインコさんがダダをこねるときだけにしておきましょう^^

もし必死になにか訴えている様子であれば、インコさんと向き合って飼い主さんなりの解決策を探ってみてくださいね。

ルクエルのごはんとおやつはこちらの記事↓で紹介しています。

 

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まとめ

最後に、インコさんに自分からケージに戻ってもらうためのポイントをおさらいしてみましょう。

  1. まずは楽しい時間を共有することから(一番大事)
  2. ケージの外にエサやお水を置かない
  3. 最終手段は大好きなおやつ

ルクとエルサと暮らしていると、インコさんも人間と同じように色んなものを見て、体験して、驚いたり楽しんだり悲しんだり喜んだりしながら毎日を生きているんだなと感じます。

インコさんは、こんなに小さな体からは想像できないほどたくさんの感情をもっている生き物です。

困ったときは、人とコミュニケーションをとるのと同じようにインコさんとも関わってみてください。

飼い主さんの気持ちはきっと大切な愛鳥さんに伝わると思います。

 

* * *

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

インコさんとの暮らしをもっと幸せなものにするために、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

それではまた♪

 

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